Trinketを使えるようにしたメモ
5月くらいに衝動買いしたArduino Trinket Pro(約1200円).
そのまま時間が無いとか言い訳しながら(通電チェックすらしないで)
放置してたけど流石に可哀想になってきたのでそろそろ環境整備だけでもしてやることにした.
インスコ
まずはArduino IDEを落としてインストールする.
Win,Mac,Linux,Linux(ARM)のバイナリがあるので各自選択
今回はWinバイナリを落とした.
インストールについては指示に従ってYesマンするだけなので特に書くこともない.
強いて言えばGPLに同意させられるから一部の人が死ぬだろう事と
ドライバのインストールのダイアログが出るくらいか.
設定
インストールが追わったら起動して設定を適当に弄くる.
ファイル
>環境設定
からある程度の設定ができるようだがより詳細に設定したい場合は
設定ファイルを直に弄ってやる必要があるらしい.
今回はとりあえずフォント変えてコンソールの行数っぽいのを倍にしたりした.
ファイルを保存したらIDEを再起動して設定を反映
再起動したら入力できなくなったよ.
どうやら環境設定の外部のエディタを使用する
にチェックを入れていると
IDEのエディタが無効になるらしい.
逆に言えばこれはそれだけのオプション 連携とかなにもしない
なんなんだこのオプション
ボードマネージャ追加
気をとりなおしてIDEがTrinketを扱えるようにする.
Arduino IDEは検証からスケッチ(プログラム)の書き込みまで全部自動でやってくれるが,
そのためにはボードの情報が必要になってくる.
もちろん純正ボードの情報はプリインストールされているが,Trinketのような
サードパーティボードの情報は自分で追加する必要がある.
環境設定の追加のボードマネージャのURL
に
https://adafruit.github.io/arduino-board-index/package_adafruit_index.json
をコピペしてOK
をクリック
次にツール
>ボード
>ボードマネージャ
を開く
開いたら左上のタイプ
の隣にあるドロップダウンボックスを提供された
にセット.
するとAdafruit AVR Boards by Adafruit
という項目が出てくるはずなのでそれをインストール.
バージョンは最新でOKだと思う.
インストールが追わったらマネージャを閉じてIDEを再起動.
ツール
>ボード
を展開して下の方にPro Trinket
という項目が追加されていればインストール成功.
これで開発できる.
こうなっていればOK
さっそくLチカしてみる
設定も終ったので動作確認も兼ねて早速弄ってみる.
まずはボード設定を変える.
今回ははTrinketPro 3VモデルでFTDI(後ろの6本のピンヘッダ)接続するので
Pro Trinket 3V/12MHz FTDI
に変更.
右下の表示にPro Trinket 3V/12MHz(FTDI)
とあれば変更成功.
次にPCとTrinketを接続する.
ピンヘッダは実装しておいたのでジャンパケーブルで接続する.
USB-シリアル変換は秋月のロジックレベル変換機能付き基板を使用.
3V駆動モデルなせいかシリアル通信の駆動電圧が3.3Vなので
普通の変換モジュールだと電圧が違い最悪壊れるので注意.
5V/3.3V両対応のモジュールを買おう.
モジュールのCTSとRTS(通信タイミング制御端子)をショートさせ
TrinketとTXD/RXD,GND同士を接続
そしてモジュールの+5V端子をTrinketのBattery-Inに繋いで電源供給させる.
モジュールのSW2をOffにして3.3Vモードにするのを忘れずに
結線ミスがないか確認したらモジュールとUSBで接続して電源ON
サンプルのファイル
>スケッチ例
>Basic
>Blink
を開き検証
してから書き込む
を実行.
何故か上手くいかない…早々に壊したか?
仕方ないのでUSB直接続にしてリトライ
と思ったらこっちも上手くいかない
なんでかと思ったらUSB接続だとドライバが必要らしい ううん
あーだこーだと悩むより素直に調べようとググるもどうにも解決しない.
プログラマを変えても駄目だしCTS/RTSのショート解除しても駄目
書き込み時にリセットかけても駄目だった
何でだと思ったら配線ミスってたっていう
そりゃ送信線と受信線同士を接続したら駄目だよね…
という訳で配線を修正
RXとTXを交換
そしたら通信できた
ちょっと嬉しい
とりあえず満足したから今回はここまで
環境整えるだけでどんだけ苦戦してるの俺…